在宅医療とは、文字通り在宅という生活の場で医療を行うことですが、それは従来診療所や病院で行われてきた医療を単に在宅の場に持ち込むということを意味しません。特に、人生を最後まで支えようとする在宅医療においては、医療技術の洗練のみならず、その人をとりまく周囲の文脈を理解し、本人の望む人生を生ききることを多くの方と支える実践が求められます。
しかし、そのような技術に形式化された技法は少なく、ともすれば個々人の技量に委ねられがちです。本フォーラムは、「教える/教わる」という関係ではなく、実践を追体験し「ともに学ぶ」関係性を通して、暗黙知化された知恵を言語化し、実践に繋げるという全く新しいオンラインフォーラムです。
=概要=
「おひさまナビ」は、医療法人おひさま会が主催する多職種連携を推進する学習イベントです。
管理患者2000人規模の在宅医療専門機関が実際に経験した困難事例をシェアし、そのような難しい事例にどう対応していくかを参加者とともに共創します。さらに適宜、在宅医療で必要な学びのコンテンツも提供します。「医療の知識が詳しくないとダメだろうか?」という方も問題ありません。ファシリテーターが丁寧な医学情報の解説を行います。これまで医師、看護師、ソーシャルワーカー、医療事務、ケアマネージャー、介護士、一般市民など様々な方が60回以上参加されています。ぜひお気軽にご参加ください。
メインファシリテーターはおひさまナビの開発者で『在宅医療コアガイドブック』(中外医学社)の著者でもある荒 隆紀先生です。
在宅医療コアガイドブックのリンク:
▷http://www.chugaiigaku.jp/item/detail.php?id=3523
▷https://www.amazon.co.jp/dp/4498020901
<日時>
原則毎月第1火曜日 9:30-12:00(5分ほど前からログインください)
※祝日に該当する場合は第2火曜日になります。
※終了時間は多少前後する可能性がございます。
<スケジュール>
5/10 困難事例多職種カンファ、診療報酬点数について (←すでに開催終了)
6/7 ※メンタルヘルスマネジメント研修、在宅医療のデバイス学1 (←すでに開催終了)
7/5 困難事例多職種カンファ
8/2 ※院内感染対策Part1、麻薬と緩和ケア、処方箋の書き方
9/6 困難事例多職種カンファ
10/4 ※ハラスメント研修会、在宅医療のデバイス学2
11/1 困難事例多職種カンファ
12/6 ※院内感染対策Part2、在宅医療でのワクチン接種について、在宅医療のデバイス学3
1/10 困難事例多職種カンファ
2/7. ACPについて
3/7 困難事例多職種カンファ
※は院内スタッフメインの研修会ですが、参加は可能です。
<会場>
フルオンライン(Zoom) 実施
本セミナーはオンラインでのライブ配信となります。配信ツールZoomを利用いたします。視聴方法はお申し込み後にご案内いたします。
<参加費>
無料
<スピーカー>
荒 隆紀(医療法人おひさま会CHRO、家庭医療専門医/指導医、MBA(経営学修士))
山口 高秀 (医療法人おひさま会理事長、日本在宅医学会認定専門医、MBA(経営学修士))
福田 俊一(医療法人おひさま会COO、日本緩和医療学会認定医、日本在宅医学会認定専門医)
<募集参加者>
定員100名(先着順)
<主催>
医療法人おひさま会
<申し込み> ※必ず参加日をご入力の上お申し込みください。
在宅医療に関わる方であればどなたでも歓迎!
http://zaitaku-clinic.net/kansai-contact/ より「おひさまナビ参加希望」と記載し、登録ください。
<申し込み特典>
地域で在宅医療を実施する上で活用できる在宅医療連携ツール「まごころシート」データ無料配布! (編集済み)